香川の家…ご夫婦ともに建築士ご家族による厳粛かつ微笑ましい火入れ式。
建築士が自邸に瓦屋根を選んでいただくことは実はとても嬉しいことだ(^^)
大自然の恵みである土をほんの少しいただき、それを瓦とすることで、生涯の暮らしの安心を守り、風景を守り、文化を守る。
“土を焼く”という、およそ人のチカラの遥か及ばない次元での“仕事”が始まる瞬間に、住まい手と作り手が共に向き合い、手を合わせる火入れ式。
人が祈る姿はやはり美しい!!
一見、時代遅れのようなこの取組みが、実は時代を先取りするものだといつも実感できる。
今回も建て主の想いに触れたことで作り手として改めて身を引き締め、しっかり焼きあげた“銀古美”をお届けしたいと思います!
仕様は至高の“鎌軒瓦”に、棟は熨斗瓦2段を通常とは逆チリの“影積み”にし、素朴なシルエットを描く。
豊かな銀古美の表情も含め、風景の中に平屋切妻屋根の建築シルエットがどんな風に描かれるのか楽しみです(^^)
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