25mの塀瓦工事が完工。
イレギュラーな2箇所の出隅は、道路への出寸法に配慮し網笠巴を使用。 2段挟んだ松皮熨斗が伝統紋様ながら粋な仕事をしてくれている(^^)
今回贅沢にも八十枚判の小瓦で、小気味良いシルエットを描けたと思う。
人の目線の高さにあるので、感覚的に美しいと感じさせる瓦サイズの選択は重要だ。
猫も杓子も規格判というほど不細工な仕事はなく、なんなら1,400年も続く伝統建材にJIS規格すら本来必要ないと思う。
バランスでいうと、小瓦の薄い熨斗には厚みを薄くした京雅海津鬼が綺麗だ!
たかが塀瓦工事にも、こだわりや想いがぎゅっと詰まっています^^
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#バランス感覚 #美意識 #スケール感