お寺の葺き替え現場への瓦搬入で“祝儀酒”…いただきましたー！！
中には贅沢にも金箔が舞っています(^^)
【祝儀】
景気付けの一環として商取引やその生業に従事する人々の“感謝や発奮を促す”行為として金品を贈る行為。
具体的には、難度が高い特殊な作業(瓦づくり&瓦葺き)を依頼した時などに、携わる技術者(職人)に景気付けに渡す行為。
昔、いい時代にはよく現場でいただいたものです！
たまにはトラックの運転手にまで金一封も！！
“気は心”というもの…お気持ちだけでも本当に嬉しいものですが、なんだかそれが潤滑油のように効果を発揮し、まさしく”発奮を促され“、人間素直なものでやっぱりこの人のために、この家のために、より頑張ろうって思えるんですよね(^^)
家づくりも、まちづくりも、国づくりも、学校でも社会でも…この人と人がココロとカラダで目一杯ぶつかり合う豊かな関係性があってこそより良いものになる。
距離をおき、対面させず、避けあい、触れさせないような、世知辛く殺伐とした今の時世にあって、なんだか懐かしくあったかい気持ちになりました(^^)
建築の世界でも“パッシブ”という言葉が一人歩きしていますが、テクノロジーやテクニックだけでその本質を実現できるものではなく、昔の日本のように、関係性の深い隣近所や村、地域に包まれる暮らしや生き方こそが本当のパッシブ。
家族・家に何かあったときや、その地域で災害等があったとき…身近なコミュニティの関係性が成熟しているほど安心が大きい！
そんな繋がりの深いコミュニティを形成する建築風景としての屋並みは、やはり瓦屋根で秩序美しく揃っていてほしいな〜(^^)
