讃岐の家…火入れ式「家族」
左官職人として“土と生きる”施主様が建てる家!
まずは口上を唱和し、大地の恵みをいただくことへの感謝の気持ちを立ち会う皆で共有し合います。
続いて家づくりに込める想いとして迷いなく書かれた「家族」という書がとても清々しく、その込めた想いとともに瓦を焼くべく書を窯へと…。
“記念瓦”には上棟日と共に家族の名前を刻み、そして火入れへ…。
“土を焼く”という、およそ人のチカラの遥か及ばない次元での“仕事”が始まろうとする、その最後のバーナーの点火を体験していただきました(^^)
土に火が入り、手を合わせる…人が祈る姿はやはり美しく、今日も窯場に素敵な物語が描かれました。
地鎮祭に始まる日本の家づくりは、古えより大地、火、水、木…に畏敬と感謝の念を抱きつつ、寄り添い、生かされていることの覚悟をもってなされ、この自然信仰の日本人らしき美しい精神性をもって、家づくりは一つの神事となる。
“日本の家”は、改めてこの境地で創られていくべきであり、その先にはきっと美しい風景が広がるはず。
本日は皆様お忙しい中、淡路島までお越しいただきありがとうございました(^^)
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