里山景に佇むシンプルな平屋住宅…soilが“土もの”らしい質感で両サイドの壁を包みます。
屋根に代わり壁となっても日本伝統の「瓦」はやはり風景を纏い、風景を創り、風景を繋げ…製品concept の通り、この建築自体が同じく一つの“木”や“土”として、この美しい里山景にナチュラルにとけ込む姿が印象的です(^^)
瓦タイル「soil」(color : 晩景/窯変)
*T:13/15/18 x H60 x W240
*72枚=1.0㎡
*online store → https://www.e-kenzai.jp/items/datail.php?id=66
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concept:色彩はジャパンヘリテージをコンセプトに、自然なグラデーションのある古美たいぶし色に焼き上げることで、日本人が潜在的に持つ瓦屋根がとけ込む原風景と無意識のうちにリンクし、また住宅デザインの和洋を問わず、ファサードを有機的な素材で包むことで、暮らしに豊かさと心地よさを添えてくれます。
直近データでも木造新築住宅における屋根材比率は、ガルバリウム鋼板が約39%、昔から長年屋根材の王様だったはずの粘土瓦は和瓦も洋瓦も含めてなんと僅か19%!残り30%近くはスレート材という現状…ヨーロッパのように100年と長持ちする建材、住宅は必要ないという社会構造と消費者ニーズの裏返しなのか?
屋根への瓦需要が減少していますが、素材と技術を活かし用途を変えて伝統を未来に繋げる…まずは素材感や風合い、魅力を再認識していただき、その先で再び屋根へと繋がり、そして風景が創られることを願います。
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