阿波のまちなみ研究会…およそ20年にもわたり調査等に長い時間を費やされ、このたびの重伝建地区指定の実現へとご尽力された建築士の皆さまをお迎えしての火入れ式。
集落の歴史と物語を未来に伝える…去来する感慨深い想いを書で表されました。
その想いとともにこれから100年、建築と風景と物語を守る瓦を銀古美で焼き上げます。
実際に屋根に施工する記念瓦には日付と共に「阿波のまちなみ研究会」と刻まれました。
続いて、以前名入れした復元棟瓦もせっかくの機会なのでご本人に窯入れしていただきました。
そして二礼二拍手一礼をもって火入れへと…今日も美しいシーンが描かれる窯場です。
今回のプロジェクトにご縁を頂き本当にありがとうございます。
この先また100年、この風景をつくる折り重なる屋並みを守り、またそのもとに同じく折り重なる人の繋がりをも守り、この地にしかない物語と価値が未来へと繋がることを期待します。