春の足音が聞こえつある弥生の晴れの日、厳粛かつ和やかに火入れ式でした。
家づくりに込められた想いは「絆」・・・ご家族の純粋な気持ちが伝わる力強い一字です。
その想いとともにまさしく瓦を焼くべく、窯の底へと・・・。
記念瓦には上棟日と瓦の火入れ日とともに、お名前を刻まれました。
そして、立ち会う皆に見守られながら火入れへと・・・。
-火入れ式-
土に生まれ、土に生き、土に育まれ、土に還る
大自然の恵み、土を頂くことのありがた味
瓦を纏うことは、そのまま土を纏うことなり
母なる大地に包まれる喜びを知る
ものは巡る、ただその本質を変えることなく
炎の力をもってその土の表情を変えようとも
すなわちこれ普遍の理を知ることなり
家族のこと、暮らしのこと、仕事のこと、将来のこと・・・希望に満ちたいろんな願いを込めて手を合わせられました。
これから生涯にわたり暮らしの安心を守るのはいうまでもなく、その地域の景観も含めて美しい日本文化を守ることにも繋がる瓦屋根がまた一軒増えそうです。
改めて、瓦屋根というものを選んでいただいてありがとうございました^^