京都大原 勝林院プロジェクト…
樹齢100歳のもみじの木には、築0歳の建築は敬意を込めて“遠慮”する(^^)
なんでもかんでも人間の都合で山々の木々を伐採する残酷な建築行為とは次元の違う優しい仕事。
おかげで割付けと納まりは至難の業^^;
でも瓦師も葺き師も設計者と一緒になって楽しめる仕事の先には、間違いなく良い屋根が出来上がる!
ーーーーーーーーー
「木瓦」のStudyで、天然スレート葺き八角堂と向き合う。
色彩と素材感はさすが“天然”を冠するだけはあり、人工的な新建材とは一線を画する雰囲気を纏う。
木瓦はこれほど大判ではなく、もっと小割り感があって小気味良さで魅せる。
瓦は土を焼いただけの同じく“天然”だが、火を入れるという人類の叡智により、粒子であった土が液体化し、固体の瓦へと転生する魔法のような産物。
石でもない木でもない、瓦でしか表現出来ない世界観をもっと追求したい!
今日も窯出しの木瓦…一枚一枚行儀(反り・むくり・ねじれ)を、“ウインク”で見極めながらの瓦づくりは続く(笑)
#木瓦 #天然スレート #柿葺き #再生可能エネルギー #持続可能性 #サステナブル #低炭素 #脱炭素 #カーボンニュートラル #sdgs
首里城再建もしかり、沖縄の風土と風景、伝統と文化の継承と再生に向けて、僕が“瓦というモノとコト”についてこの20年込めた哲学や想い、取組みを紹介させていただいた。
持続してきたもの、壊されたもの、失ったもの、失いたくないもの、変えたいもの、取り戻したいもの…その土地の人達が本気で考え行動することが大切だと思う!
個人的にはやはり、建築における“学術”・“技術”に勝るほどの“芸術”的要素をもっと大切にし、全土が赤瓦の風景に塗り替えられてほしい。この三術のバランスあってこそ、本当の意味で持続可能だと思う!
休憩を挟んで、はじめての3時間にわたる熱弁には、さすがに声が枯れた(笑)
それにしても沖縄ソーキそば…この土地だからこその“持ち出せない味”は最高だ(^^)
ーーーーーーーーーー
#首里城 #赤瓦 #漆喰 #シーサー #再生可能エネルギー #持続可能性 #サステナブル #低炭素 #脱炭素 #カーボンニュートラル #sdgs
第35回 ArchiCafe
今宵のテーマは『屋根』
建築家達を中心にした多様なメンバーで、絶対的な正解を求めず自由議論することを醍醐味にする集まりにおいて、瓦しか知らない者が、瓦でしか導き出せない解を潔くぶつける。
その小さくて狭い視野から、しかしだからこそ一点集中で鮮明に見えてくる本質こそ今大事だと思う!
『屋根』とは何か?
狙い通り、今回も正解なく終われたことが正解だ(^^)
からの〜、二次会【 Bar 余白 】
ようやく来れました!
ーーーーーーーーーー
#アーキカフェ #屋根 #architect #architecture #archicafe #roof