京都でお世話になったちょうど100年建築の文化財改修…軒瓦も出来るだけ再使用し、新旧共存の姿が美しい。
100年経とうが、こうして現在の瓦と一緒に違和感なく施工出来るこの互換性こそが、まさしく建築建材としての本当の意味でのサステナブルな魅力！
さかのぼれば本葺き瓦を一体にしたこの和瓦が発明されて約350年…それだけ続く“プロダクトデザイン”とは実はとてつもない偉業。
天下泰平の江戸の世に発明され、黒船来島に始まる明治維新後の価値観の大激変とその後の多様化、2度の世界大戦に、急激な高度成長と経済破綻…それこそ数え切れない価値観の変遷とジェネレーションギャップを乗り越えながらも尚続くデザイン！
自然の摂理に適い、用の美を具え、なるべくしてそうなった普遍的な姿カタチは、これからもまた100年続きます。
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