未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

kawara tile「円坐-maruza-」

f:id:daieibrand:20190925122555j:image

島根のLa chocolaterie NANAIROさんからお写真いただきました!

洗練されたデザイン空間において、円形がもたらす合理的安定感と、土もの特有の豊かな質感が、ショコラに込められた想いと物語を支えます!

f:id:daieibrand:20190925122552j:image

− La chocolaterie NANAIRO −

ラショコラトリナナイロ

https://chocolate-nanairo.com

699-0555 島根県出雲市斐川町坂田1934

Tel : 0853-25-7676

平日 10:00 am - 7:00 pm

定休日: 年末年始

f:id:daieibrand:20190925122632j:image
f:id:daieibrand:20190925122630j:image
f:id:daieibrand:20190925122626j:image

【円坐-maruza- concept】

自然はつねに合理的で、無理無駄のないあるべき姿へ極まろうとする。

山の姿、水の流れ、樹枝の形・・・大自然と向き合うと、改めてその原点的で本質的な美に気付かせてくれる。

そんな自然と同じく、長く続く建築には、デザインにおいても素材においても、きっとこの用の美あっての「普遍の美」が必然的に具わっているような気がします。

日本の風景に多く見られる大小様々な三角の山々が連なる美。

不揃いなれど、秩序を感じさせるこのシルエットの連続美を、家づくりからはじまる景観づくりにおいて、日本民族は古来より無意識のうちにデザインに反映させていたのかもしれません。

和瓦の曲線もそう、山に落ちた雨を谷へと流す…その自然の摂理に適った普遍的なデザインとして400年続く。

このように、自然界に存在する水平や曲線、円や三角形という形状が、建築も含め、あらゆるモノ・コトにおいて「形の美しさ」の基本にあり続けている。

あるべき素材とあるべき姿への回帰・・・それが新しい未来を創る無理無駄のない当たり前の方法論である。

なかでもパワーバランスの均等状態を象徴する球体は、惑星しかりすべての物質にとって究極理想のカタチ。

同じく形状としての円は、自然科学の世界でも合理的安定と、あるべき姿としての達観を連想させる優れたデザインであり、人にとってもどこか精神的な安らぎをもたらせる。

このデザインの普遍性が、いかなるレイアウトパターンもすべて正解へと導き、空間に哲学を表現する。

f:id:daieibrand:20190925122657j:image

f:id:daieibrand:20190925122712j:image

円坐-maruza- web page→ http://www.daieibrand.com/products/maruza/

f:id:daieibrand:20190925122725j:image