未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

その土地に流れる風…中山道 深谷宿

現場めぐり…西日本とはテイストの違う蔵屋根文化に、この土地にしかない空気感とともに歴史と対話してきました。見慣れない瓦ガラは、職人達の譲れない美意識がなせる足詰めの名残り…。 以前施工した石蔵の佇まいは、ただただ美しく…本物でしか醸し出せない…

monokawara -sign- “white & smoked silver”

雪の季節に似合う、白釉が表現する上品で洗練された表情…シンプルな瓦表札が出来ました。 同じ仕様でいぶし銀タイプもあり、二つのコントラストが面白いです。 表玄関と勝手口…どちらにどのタイプが掲げられるのか楽しみですね ^^ size:W250×H70×D15

銀古美-antique smoked silver-「地べた瓦」

土を敷く、地べたに横たわる…そんな「土間」という名に見合う、土の質感たっぷりな銀古美の敷き瓦が焼けました! 同じ土を焼いても、いぶし銀の一枚と比べるとテイストの違いが面白い! もちろん摩耗にも強い堅牢な瓦…やがて大地に還るまで、その前段階とし…

「ふるさとは 近くにありて 想うもの」

「兵庫探訪」でお越しの兵庫県建築士会 北播磨支部の皆さんに瓦講義^^ 丹下健三氏 設計の「若人の広場」を見学後、午後から瓦工場で「日本風景の必需品」の勉強です!風景を構成し、長く残る「建築」というものを生み出していかれる皆さんと、多くを共有でき…

重伝建地区プロジェクト…「修景」

早朝の連絡船で、特注の復元棟冠瓦を届けてきました。 島では年末に向けあちこちで改修工事も佳境…限界集落のはずが、そこかしこで職人たちの息づかいに触れると、どこか活気さえ感じさせるのが面白い。 完工した銀古美の屋根は、違和感なく100年景にとけ込…

円坐 -maruza-で描く物語…

オリジナルオーダーで、青緑釉によるキレイなturquoise blueの円坐が焼けました。 ある公共建築の土間へと、その場所が持つ歴史と物語へのリスペクトを込めたデザインでレイアウトされます。 一つ一つが豊かな表情と景色を持つブルーの円坐…設計者の込めた深…

なにか大事なモノとコトの欠落?

今日の設計相談案件からの考察… よく考えると、住宅建築に際し「和風にする?洋風にする?」って議論が起きること自体、文化的に成熟した先進国では日本だけのような気がします。 ヨーロッパに代表されるように、その土地でとれる素材を用い、その土地で培わ…

物語のある家へと…

11/3の火入れ式の家…無事に上棟し、工事が始まりました。 子供たちの手足型を彫った記念瓦も追いかけて焼き上がりました。 この一枚が屋根の一部、建築の一部として50年・100年と想いと物語を繋げます。 将来子供たちが屋根にのぼる機会があり、この瓦を見つ…

さすらいのトラック野郎『涙の連絡船 ♪』

今日も3時過ぎに起きて重伝建プロジェクトへ…眠たぁ~(+o+) 今回の積出し港はなんと島の人々の足替わりである連絡船!! 夜明けに港につくと、思わず都はるみの「連絡~船~の~♪ 着く~港~♪」が頭に流れてきたタナバタ野郎です(笑) そんなこんなで、あっち…

さすらいのトラック野郎 岸壁の母の巻〜^^

「母は来まし〜た〜、今日〜も来〜た〜♪ こ〜の岸壁に〜、今日も来た〜」ということで、片道3時間…道中は演歌を熱唱しながら6:30漁港到着〜 本日も重伝建プロジェクトで舟積み任務です 冬の時化で波しぶきを頬に受けながら(ウソ!ベタ凪でした^з^)、板子一枚…

冬の窯場あるある…(^^;

別注の瓦…さて、これは何でしょう? 大きなプレートが L 字で横たわっています。 あっちに倒し、こっちに倒し、立てては寝かせ、寝かせては立てて…。 なんせ一気に寒くなったおかげで、乾燥が大変な時期になってきました。 おかげで唯一の熱源…瓦工場の窯場…

いろんな手仕事のプロがいるもんです(#^^#)

フルーツ・ベジタブル・ソープなどを美しい立体造形で彫りあげるカービングの先生が瓦コースターづくり^^ どうも土には悪戦苦闘らしく…でも、使い慣れたカービングナイフを駆使して、フリーハンドで描かれたダリアの花紋様を見事に仕上げました。 同じくカー…

火入れ式『出羽伝』

阿波のまちなみ研究会…およそ20年にもわたり調査等に長い時間を費やされ、このたびの重伝建地区指定の実現へとご尽力された建築士の皆さまをお迎えしての火入れ式。 集落の歴史と物語を未来に伝える…去来する感慨深い想いを書で表されました。 その想いとと…

原風景と物語ごと復元します…^^

重伝建地区プロジェクト…手作りした七寸角桟棟瓦が、無事に『銀古美』のレトロでヴィンテージ感抜群な質感で焼き上がりました。 収縮率、行儀…いろいろ心配はありましたがなんとか(^^; 施工に際して、合い口の多少の合端は葺き師にゆだねます! 来年度以降の…

「ふるさとは 近くにありて 想うもの」

ITC例会 ゲスト講師で講演でした^^ 「インターナショナル トーストミストレス クラブ(ITC)」は、女性が世に出ていく時代を予見したアーネスティン ホワイト女史(1904~1943)の指導の下、1938年にアメリカ合衆国サンフランシスコで設立され、現在ITC(Intern…

1,400年と400年続くデザイン!!

今日の現場は久しぶりの本葺き!! 民家で本葺きは淡路島や徳島、和歌山に多いんですよね~。 なんと立派なお屋敷…なのに、葺き替えは裏の裏のそのまた奥の一部分だけ でも簡略和瓦と違って三倍の枚数は必要になるので、これでも一人前の一車になってます('◇…

伝統構法×瓦

全国の大学生を対象に毎年行われている「伝統構法」住宅の設計コンペ…。 その記念品としての瓦坐を今年も送ります^^ PP素材の専用boxは、四季の紋様が中心で折り重なるように自らデザインしました。 丁寧に折り紙を折るように、四季折々の美しい時-toki-を重…

淡路瓦イズム!!

大阪府建築士会発行の「建築人2017.11」に、淡路土 古代いぶし瓦「銀古美-antique smoked silver-」を掲載頂きました。 火入れ式からmonokawaraの展開まで、取組みに込める想いやコンセプト、未来ビジョンを記事にしていただいています。 多様な窯元による多…

瓦タイル「soil」・・・風景を纏う

今日の日経新聞で掲載いただきました。 土(瓦)を纏い、風景を纏う…暮らしに豊かなエッセンスを添える瓦タイルを、㈱カスコ様と共同開発…プロトタイプ製品をより良いモノへとブラッシュアップし、来年一月からの販売開始に向け、現在鋭意準備中です。 conce…

さすらいのトラック野郎 服を汚す仕事師は半人前です😉

昨夜の酒盛りの余韻も抜けきらないまま、4時起きで出発〜!! 現場は寄棟二階建て、今回が2車目で参上です! 豪快な梁に棟梁の気合いを感じますね〜 それにしても昨日よっぽど降ったみたいやね…雨☔️ おかげで足場がじゅるじゅる(@_@) こう見えて超キレイ好き…

適材適所・・・

小さい屋根のオーダー…100枚判の瓦の出番です!! 普段は一坪3.3㎡に57枚、53枚必要な規格判瓦が一般的ですが、門や塀、祠や社などごく小さい屋根には小さい瓦がバランスいいのです。 利き幅6.2寸、葺き足5寸…100枚判は淡路島で一番小さい判の瓦です。 53判…

瓦というモノとコトを伝える時間・・・

いつもお世話になっているホテルセトレ様による「つながり、つなぐ物語」project。 食材含め、扱うすべての素材に込められた作り手の想いと、その背景にある歴史や物語、そして未来ビジョンを共有する大切な時と場…。 シェアし合えたモノとコトを、料理やサ…

島音坐-moon-

2012年5月の金環食を撮った写真が偶然のモチーフ…プレーンな無地瓦坐。 細い月の光ともイメージできるシンプルな瓦坐を本日窯出し。 デザインをなくすことで質感だけが際立ち、テーブルシーンを上品に演出します。 光、空、海、大地、風、草、木、土…淡路島…

火入れ式 『一期一会』

見事な秋晴れ…そんな穏やかな天気そのまんまのような、和やかな火入れ式でした^^ 家づくりに込めた想いは「一期一会」と「思いやり」。 施主さまご家族なりのいろんな想い、ご縁があっての建築なのでしょう…書に表して窯へと。 生涯暮らしを見守る一枚の瓦と…

職業人 interview!!

なんと25年ぶりに母校に見参(笑) 「キャリア教育講演会 at 淡路三原高校!」高校2年生を対象に仕事人としての苦楽や地域に対する想いなどを話し、生徒たちが将来の生き方や職業観について考える機会になることを目指したプログラム。 2年生 全生徒が10人のチ…

さすらいのトラック野郎 300点超えです!!(@_@)

さあ〜今朝も星空のもと出発〜、先日の広〜い葺き替え現場の続き、行ってきました!! やっぱり広すぎて嬉しさのあまり思わず4回転サルコー的なのキメてやりましたよ〜 桟と棟瓦を半々荷で積んでたので、先に棟瓦をドスンっと キレイな片荷姿もまたバランス…

monokawara -wall clock-

ご相談いただいてからrough design を描いて、なんとかカタチになりました。 フラットなプレートだと作りやすいのですが、和瓦のウェーブは譲れないとのこと…(^^; 針の回転面積を計算して、当たらないようにアールを緩めて焼きました。 また壁掛けとして負荷…

monokawara ‐ magnet & strap ‐

ようやく焼けました…京都 国宝を抱える世界遺産寺院オリジナルの瓦マグネットとストラップです。 これから紅葉を迎えライトアップが始まる、一年でも一番多くの観光客を迎える時期に間に合いました。 国内外を問わず多くの人の目にとまり、手に触れていただ…

『島みるセトレ 淡路島の美味しいに出会う』 at ホテルセトレ

洗練された料理となり、食す人を豊かさで満たすことではじめて完結する生産者達が食材に込めた想いと物語…。それを目の前で聞きながら五感で食を楽しむ贅沢なイベントにお招きいただき、一枚の瓦プレートに込めた想いも体感していただきました! 瓦坐がコー…

島の結婚式の流儀・・・瓦の結婚証明書

続々と出来ています・・・瓦で誓うkawaraぬ愛「結婚証明書」!! 秋の淡路島・・・島の教会-しまおと-ではウェディングのラッシュです^^ おかげさまで、陰ながら瓦で幸せのお手伝いが出来ています…。 瓦が活かされたウェディング・・・それは瓦の島にある一つの流儀…