未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

耐えた〜!!^^;

今日の“銀古美”の窯出しから… 緊張のドミノ立てに挑戦してた500個の松皮菱…1個だけコケてたけどなんとか耐えてた〜(汗) よくぞ踏ん張ってくれたー!! 一つ一つ想いを込めて焼かせていただきました…岐阜のお寺の棟に施工され、無事に晴れ舞台を飾ること期待…

建築が生きている証し…

淡路島の瓦土には鉄分が多く含まれ、空気と湿気にさらされることで酸化し、“アク”として茶褐色にエイジングしていく様が美しい。 その土を切り出しただけの混じり気のない瓦タイル“soil”…乾燥中。 やはりアクの出方にも個体差が出て面白い! これが独自の還…

取っ手 −priceless−

30年以上、瓦磨きに使われたコテ。丸く弧を描くそのデザインは、軒瓦の玉の部分を磨くためのもの。 つかむ柄は、人の手が仕事の最大効率を求めて途方もない時間を費やしつくりあげた、人間工学的にもベストな凹み。 扉の取っ手として、理屈や計算では生み出…

kawara pierce & earring *sakura*

耳もとに、いぶし銀の可愛らしい桜が咲きました(^^) ささやかな手仕事「hitotema」ブランドの桜ピアス&イヤリング…小さくとも、土もの・焼きものである瓦の存在感が光ります。 世代もon・offも問わず、活躍しそうですね♪ 【size : m & s】 “ひと手間”とは、…

粋なカタチのドミノ!?(^^)

今日の窯積み仕事から…松皮菱(まつかわびし)! “組み棟”や“壁際水切り”に施工し、陰影の深い綺麗な伝統意匠を描くパーツ。 全部で500個…窯の底に立て並べていくのですが、もちろんドミノ的に一つ倒れると青ざめる事態に こちらは岐阜県のお寺に届けます…ビン…

− モノクロームの美 −

今日の古色焼き“銀古美”の窯出しから…“左三つ巴紋入り尺二寸掛け巴”(長い 笑)!あるホテルプロジェクトで、元の古瓦に合わせて三つ巴のデザインとフチ丸の厚みを再現するため金型をつくって復元製作。 “ぼってり”とした昔の手作り感あるデザインを目指し、ま…

「島の恵みをおあがりなさい」

monokawara ~島の箸坐~ 一年を通して豊かな海山の幸に恵まれる淡路島…blue×greenの焼き色がそんな島の豊かさをキレイに表現します^^ この瓦の箸置きを通していただくのは、きっとまるごと豊かな島の幸…お腹もココロも満たす“島の箸坐”や、他にもいろんなカタ…

淡路島は元気です!(^^)

今日も春のあたたかさに包まれる淡路島。 VSコロナ…こんな快晴の日に出かけないなんてもったいないですよね! ギャラリー土坐では外よりももっとあったかい…というか熱い土との戦いが繰り広げられていました(^^) どれも手仕事が素晴らしいですね!皆さんの想…

地のもの…

三連休もコロナも人混み回避もいろんな自粛も…瓦師にはまったく関係も縁もなく、ひたすら瓦づくり…古色瓦「銀古美」の果てしない手詰め梱包! 別注製作の手作りものも続々と乾燥が完了し焼成待ち! いろんな建築建材が輸入できず現場がストップしているとよ…

”甍の波“とはまさしく…

屋根面積170坪の大きな社殿の瓦葺き…すべての経ノ巻の鬼立ても完了し、ようやく棟積みへ。 目の前の瀬戸内の穏やかな波が、浜を越えてそのまま屋根まで連続するかのように、その面積の大きさもあってまさしく海のごとく“かわら美人”切落桟瓦が晴れやかに煌め…

monokawara −瓦坐 kawaraza −

今月末をもって閉校することになった関東のある小学校…その閉校記念としての瓦コースターをお届けしました。 長い歴史において、その学校だけのかけがえのない思い出が卒業生たちの記憶にいっぱい詰まっていることでしょう…“瓦”にかけて“かわらぬ”想いをこの…

ベビーラッシュ♪

ご好評いただいてる誕生記念の手足型瓦「はじめの一歩」…続々とご依頼が届いており、今回も“ぷにぷに感”たっぷりに彫らせていただきました^^ シワもそれぞれ…赤ちゃん達の元気いっぱいな様子が伝わりホッコリ(*^^*)あとはキレイないぶし銀に焼きあげて、お届…

古色焼き瓦「銀古美」−賢古考新−

築120年の料亭保存改修工事@熊本…永きにわたり風雪に耐え、歴史を見守り続けた古い瓦も部分的に残される。新しきチカラは古きを尊重し助け、古きはその蓄積した知恵をもって新しきを教え導き、未来が創造される…まるで社会のありようを示しているようです。 …

「揺れない ≒ 揺るぎない」

宮大工の建てる淡路島の家…銀古美×甍覆(いらかおおい)でシンプルに完工! 【火入れ式シーン → http://gajin.hatenablog.com/entry/2020/03/14/113826 】 移り変わる空色と、濃淡織りまざる裏山の緑を映すかのように豊かな表情に葺きあがり、無事に淡路島の風…

カワラノカタチ…

今日の「銀古美」の窯出しから…雪止め瓦!!現在関東で2軒の社寺本堂改修プロジェクトに銀古美が採用され雪止め瓦を準備中。“雪止め”はデザインが単純明快…屋根に積もった雪が落ちないようにするため輪っかの付いた瓦。 前にもblogに書きましたが、そのほか“…

火入れ式「感謝」

宮大工の建てる淡路島の家…棟梁を筆頭に、この窯場での神事に立ち合われました。 大地の恵みである“土”をほんの少し分けていただき、それが瓦となり一生の暮らしの安心を守っていただくことに感謝の気持ちを込めて口上を唱和。 続いて力強く「感謝」と、この…

亀は万年(^^)

今日の古色焼き“銀古美”の窯出しから…亀伏間(かめふすま)! 文字通り亀が伏せたようなデザインなのでカメフスマ(^^) これが焼いて行儀を仕上げるのが難しい…(汗) 葺き師による合端(削り合せ)があってこそ美しい棟ラインで仕上がる! 亀は神聖な生き物として…

No fashion , No golf!!

今日完成したのは久々にネーム入りのオーダーメイド瓦パター!! 女性なので、33inchシャフトにグリップは赤でコーディネート♪ ここ数年ゴルフの世界も女子率が急激に高くなり、もはやゴルフにおいてファッション性は一つのステイタス…その意味で世界初の手…

kawara mosaic…

瓦は葺くと屋根になるけど、その千種類以上あるパーツの一つ一つが、”雨を受け流す“という機能を果たすべく成立した必然のカタチ。 用の美を纏うからこそ、カット断面のデザインは普遍的で美しい。 カワラノカタチ*カワラヌカタチ…そんな風な本質を知ってほ…

ニューマシン投入♪

小さな窯元ですが、大変ありがたいことに古色焼き“銀古美“の製造が追いつかないので、結束機を新たに投入! 同じく銀古美仕様の本葺き瓦の焼成も本格的に…さ〜、とにかく人海戦術ですが(汗)、結束しまくります(^^) ・ #瓦 #和瓦 #日本瓦 #瓦屋根 #大栄窯業株…

坐ってられないほどワクワクが止まらない(≧∇≦)

2時間だろうが3時間だろうが、坐りっぱなしでもお尻が痛くないと大好評の“瓦スツール”ですが、本格体験にガチンコで取り組まれてる感が満点な男子発見〜!(^^) そんな意気込み通り、お二人ともヘラ使いも丁寧に!! 菊に七宝…とても素敵な瓦コースターが完成…

モノとコトの系譜…

先日納品した“銀古美”焼成の本葺き瓦…街なかにまるで取り残されたかのように、ひっそりと古えからの時を繋ぎ佇む蔵の庇に納められました。 建築の改修は、単にモノの修復だけではなく、連綿と受け継いでいる歴史や物語などコトの系譜が大切。 マットで古美た…

monokawara −umbrella stand−

シンプルにデザインした傘立てが綺麗ないぶし銀に焼きあがりました! 上部はH:300から対角H:270に向かって緩い勾配を設けました。 内部底はディンプル仕上げ。 シンプルでいて、土もの独特の重厚な質感が魅力…エントランスでキラリといぶし銀に光る存在感を…

窯元あるある…(笑)

今日の作業シーンから…“銀古美”軒瓦の結束。 真心包みのため新聞紙を挟むんですが、あっちこっちから新聞をもらってくるんで、経済面あり〜の、料理写真あり〜の…読みはしませんが、包みながら否応なくチラ見してしまいます! たまにスポーツ新聞のエッチな…

石場建て伝統構法 −徳島の家−

火入れ式(→http://gajin.hatenablog.com/entry/2018/02/02/151150 )に始まり、銀古美瓦で葺かせていただいた素晴らしい日本建築がようやく竣工! 木と土と竹と漆喰と瓦と…永年風雪に耐えうる当たり前の素材が、この気候風土において培われた必然の構成デザイ…

古色焼き“銀古美” −地べた瓦−

8年経った敷き瓦…人の作為では決して出せない、字の如く“古美る”と表現できる美しいエイジングの成果。土を敷く、地べたに横たわる…そんな“土間”という名に見合う、土もの的質感の豊かな敷き瓦。 設計相談が続く銀古美焼成の敷き瓦は、風合いよく仕上がるだ…

瓦屋根が創るもの…

淡路島の家…門長屋を兼ねた牛小屋の屋根改修。 下屋根まわりの地葺きも、なんとか明日の雨に間に合いました(汗) 桟打ちまで準備出来た大屋根…ここはさすが“瓦の島”である淡路島の本領…本葺き仕様です!! とくに美しい茅葺きや瓦葺きの屋根を安易にトタンは…

温故知新…

明治17年創業の老舗文具店…通り沿いの桁行き約14mに及ぶ下屋根改修。 上品な古色に焼きあげた“銀古美”での施工が完了…軒瓦もレトロなベタ万十で大屋根とコーディネート! あとは左官さんの出番ですね! 小さな改修ですが、歴史ある建物と、そこに宿る物語や…

元気の源 ⤴︎⤴︎

富山から瓦葺きのラストサムライ達が大型トラックで銀古美のお引取りに!! ここは淡路島の流儀…海の幸を、雨上がりで光満ちる景色ごと用意して職人談義…これがいつも元気の源になり最高です⤴︎⤴︎(^^) 瓦タイル「soil」も含めて楽しみな仕上がりになりそうで…

100年の計…

今朝は“トラック野郎”で、瀬戸内の絶景に面した屋根面積170坪の大きな社殿屋根改修工事現場へ! 地葺きの先は見えても、まだまだ箕甲に陸・降り・隅の棟にと先は長いです。 「100年の計」とは、遠い将来までを考えての計画…目先優先で未来を描けなくなってし…