焼杉に銀古美…
これ以上なにが必要？(笑)
デザインと素材の力でとても素敵な佇まい。
木と土(瓦)と…まるでその土地から生えてきたような建築。
【銀古美仕様】
軒:桟瓦 棟:甍覆(いらかおおい)
ーーーーーーーー
#銀古美 #焼杉
それにしても瓦が描くリズミカルな陰影は美しい！
香川のモデルハウス…翼を広げたような大きな下屋根も含めすべての“銀古美”瓦葺きが完了！
焼きものである瓦で、この当たり前のような端正なシルエットを描くには、離れては決して見えない細部の丁寧な細工があってこそ！
一文字軒瓦、袖瓦…直線をいかに綺麗な直線で、曲線をいかに自然な曲線で魅せるか…すべて細部に宿る神が決めるんだと思う。
“銀古美”の屋根は光の当たり具合で一見いぶし瓦にも見えたり、空色の刻々の変化で多様な表情を見せ、そのビンテージな質感もあって周辺伝統的民家の重厚な瓦屋根とも馴染んでいる姿が微笑ましい。
素晴らしいプロジェクトにお声がけいただきありがとうございました！
すべての完成を楽しみにしています(^^)
ーーーーーーーー
#伊礼智設計室 #壺谷建設 #香川の家 #銀古美 #大栄窯業 #数奇屋建築
香川の神社新築工事…追加の下屋根ができ、最後の瓦を搬入！
それにしてもよくよく見ると、一本の木からすべて手刻みでここまでの建築を成す…宮大工棟梁の仕事とは、人の知恵とは、素材のチカラとは、改めて素晴らしい！
負けじと長丁場の瓦葺きも大方目処がつき、硬くて堅牢な瓦が10,000枚以上集まり、柔らかく流麗な曲線を描き出した！
後に続く左官による壁の仕上げも楽しみ(^^)
伝統構法は、構造計算や耐震等級という数値では明確に表せないが、数値で測れる建築より遥かに逞しく、なにより“美しい”と感じる…改めて、1,000年余を生き抜いた素材と先人の英知は素晴らしい！
ーーーーーーーー
#いぶし瓦 #神社建築 #伝統構法 #宮大工
本瓦葺きの大きな納屋の改修工事…古瓦の撤去途中から、雪に続いて真冬らしからぬ雨に焦りましたが、なんとかルーフィングまで！
勾配がキツイので濡れてると気持ち悪いですが、上も下もしっかりと瓦割りの確認。
今回、本葺きから和形へと改修…56判“かわら美人”で透き通るように煌めくいぶし銀の屋根に生まれ変わる。
瓦づくりと屋根づくりは一つの修景事業である！
50年、100年と続く原風景を守るには多大なる努力と覚悟が必要だが、この地に長く住む人々にとって意識・無意識に関わらず、見慣れた風景に理屈ではない安心感を与えるのは、出来るだけ“元に戻す”ということだと思う(^^)
明日から修景瓦葺き開始！！
ーーーーーーーー
#かわら美人 #修景
淡路島の家…石垣土塀改修工事。
伝統的意匠にコンセプトを持たせ、よりブラッシュアップを目指し瓦葺き開始！
とりあえず石積みの上辺だけハツり、レベル出しのためピンポイントで石を削るのが一苦労だが、その一手間のおかげで、受け平の“通り”に心地良い緊張感が生まれる。
この曲面・曲線でも柔軟に施工可能な瓦葺き意匠…ただいま粋なネーミングを思案中。
描かれるシルエットは無限大(∞)の記号と、まるで紐を結ったような姿にも見え…連綿と続くこの建築の過去と未来、歴史と物語を永遠に途切れないよう結びつけようとするシンボリックなデザインだと解釈すると、そのうち答えは出そうだ(^^)
ーーーーーーーー
#銀古美 #文化財建築 #伝統構法 #土塀 #石垣塀 #淡路島の家
