未来考房/瓦人 ~gajin~

和瓦とその未来を創る淡路島の瓦師ブログ

さすらいのトラック野郎 そこに山がある限り…(+o+)

久々の新築…喜び勇んで3:30起きでロッククライミングに出発('◇')ゞ

現場は平屋棟違い…ところが正面は柵が張りめぐらされ進入不可!?

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おいおいドコに降ろせば?と思いつつ裏にまわると機械がありました~!

おかげで最高の“道降ろし”( `ー´)ノ

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さて、178cmの僕でも登ります…理由は「そこに山があるからです」(笑)

ということで、早朝クライミング開始です(笑)

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おかげで降ろし場も最高とあってこのまま快調に仕事は進み…この快調が裏目に出て、積み荷の多さもありますが、今朝の暑さをナメてました!

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無印良品の『“丸洗い可”首がチクチクならないタートルニット(笑)』を着てたのがアダとなり、猛烈な暑さとの闘いのほうがキツかったり(爆)

そろそろトラック野郎時には半袖も必要かな~?な~んて思いつつ颯爽と去っていきました~^^

残りは明日続いて運んできます~!

only one の家づくり・・・

数百種類ある和瓦であっても、既製品の組み合わせから逸脱するのも一つの選択。

それぞれの想いやコンセプト、美意識、感性…をカタチに出来るのも和瓦の醍醐味。

“それぞれの家づくり”の準備が進んでいます。

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神社における「神明造り」にインスピレーションを得た意匠を表現するため、甍覆(いらかおおい)のデザインをアレンジした別注手作り棟瓦も乾燥しました。

伝統建築の哲学的な意匠を連想させつつ、シンプルでスタイリッシュなシルエットを描けそうです。

古代いぶし色の“銀古美”で焼き上げますが、焼成温度が高いので行儀は神頼み(^^;

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また瓦タイル「soil」も乾燥中…古代遺跡のように積み上げられた手仕事がキレイです!

どれもその先にはonly oneの家づくりが待っています…。

この島で聞こえる“音”をかたどる・・・

とてもクリエイティブなご家族…みんなルーティンなデザイン選択はせず、土坐の空間からいろんなインスピレーションを!!

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それはまるで、よせるさざ波、頬をなでる潮風、むき出しの土の風貌、久しく根付く古木たち…この島に響くそんな'音’に耳を澄ますように…^^

皆さん、時を経ても変わらず響く優しい島音を瓦に映します。

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島音坐-shimaotoza-…いい感性でいい仕上がりとなりました^^

焼き上がりが楽しみですね♪

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淡路島の流儀・・・

淡路島の家、雪や大雨に晒されながらも本葺き瓦工事が進んでいます。

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民家の本葺き屋根風景は、瓦の島らしき土着の歴史的建築文化…。

平瓦2枚と丸瓦1枚を一つにし、波形のデザインにしたのが1,674年 西村半兵衛氏による大発明。

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その通り、本葺き屋根には瓦の枚数も単純に3倍必要だし、瓦葺き手間も3倍かかる。

それでもこの意匠で改修するには、性能と金額と重さ以上の意味…つまり歴史、文化、その土地の物語、そして住む人の想いが宿るからこそ。

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土地の土を焼いた瓦、漆喰、葺き土、壁土…よそのルールでは縛れない、島の流儀で仕事が続きます。

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みんな大好き 瓦スツール♪

またまたオーダー分が完成!! monokawara-瓦スツール-

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皆さん遠方なので、どうやって送るか考え中…。

家電製品のような専用梱包材がないので、ここは瓦屋らしく瓦用の木パレットを適当なサイズに切って、瓦と同じく真心梱包!

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届いたその先で、大人も子供もみんなに親しまれる存在になってほしいな~(#^^#)

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~as usual~瓦坐 さり気なく瓦のある日常を…

3月に入り、ホッとするような気温になってくると体験のお客様も増えてきます。

今日も親子三世代で四季のデザインにチャレンジ!

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ホントにほのぼのとした明るいご家族で、いつもの鬼気迫るストイックな空気感はなく、ゆる~い時間が流れます^^

でも手仕事ぶりはガチンコ…細部まで丁寧な仕上げ、お疲れ様でした!

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-瓦坐 concept -

でしゃばらず、てらわず、無口でただひたすら謙虚に、彩りを引き立てる。

うみ・やまの恵みをいただく至福の時間は、土から生まれる瓦が大らかに陰で支えます。

テーブルシーンを華やかに、より豊かに演出してくれる日本の粋な monokawara。

~as usual~瓦坐 さりげなく瓦のある日常を…。

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土と炎の芸術・・・

大人気です…kawara stool!!

ふたたび多方面からオーダーいただきました坐面の窯出しです。

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坐面の表面は、炭素被膜をつけず古色の風合いに仕上がるよう背中合わせで焼き上げます。

当然、一枚一枚に反りや歪みがあるので、焼成途中に微妙な隙間が生じ、焼き上がってのお楽しみ…キレイなグラデーションが描かれています^^

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人のチカラの及ばない世界での仕事…土と炎が創りだす芸術はとても素敵です。

そんな坐面は坐り心地も抜群…2~3時間坐りっぱなしでも、おしりも痛くならず存在を忘れるほど!!

体験コースター作りにお越しいただいた皆さんもいかがでしたかー(#^^#)

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