夏の夕色を写し込んだようなキレイなグラデーションは炭化窯変で焼いた瓦肌・・・人気の瓦スツールの製作依頼でした。
製作は金型でプレスせず、手磨きによる仕上げなので、土の動きを制御できず、乾燥にしたがいあちこち亀裂が入ろうとします。
自然の摂理に適い、用の美を具え、なるべくしてなったデザイン曲線は日本人にとっての黄金比率。
必然として人間工学的にも適しているのか、坐ると抜群の心地よさを発揮します。長く続くモノとコトには意味がある・・・和瓦もそう、普遍のデザインはやはり美しいです^^
AERA、週刊朝日、アサヒカメラなどを刊行する朝日新聞出版社が運営するオンラインメディア 「AERA dot.」
今朝の記事でkawara putter projectが紹介されています!
瓦パターの雄姿⇒https://dot.asahi.com/dot/2017072100082.html
1日で200万以上のPVを誇るニュース・情報サイト…伝統産業の新たな挑戦をとりあげていただいてありがとうございます!!
記事より…道上さんの夢は「メジャー大会で瓦パターを誰かに使ってもらうこと」だ。
何歳になっても夢を持てるオトコでいたいな〜!
7/23(日)9時現在、アクセスランキング総合topです!!
反響が楽しみです^^
もう何万個とつくってきたこの朴訥なフォルム・・・まとまった依頼で一個一個手びねりです(+o+)
やれやれ、これがまた骨の折れる手仕事・・・かなり硬く締まった土コロと、朝の8時から15時までほぼノンストップで向き合い、目指すは100個以上!
途中、体験のお客さんの指導もこなしつつ、横でパンパン・ペンペン・コネコネ♪
指が攣ったのは内緒です(笑)
用の美を具えたシンプルな箸置きは、洋の東西を問わず食卓にて作法美しき日本の姿を取り戻す“お箸の国”のmonokawara。
さぁ、もうひと頑張り!!( `ー´)ノ
今日も組みあがりました・・・瓦パター“いぶし銀”仕上げ。
金属的なまでにキレイな銀色は、淡路島の土が生み出すキセキの肌艶。
ちょうど今の時期は、お世話になった方への贈り物としての依頼が続きます。
ホワイトのグリップも、洗練されたイメージでいいですよ~^^
夏~~~!!いやはや灼熱の日本ですね~(+o+)
壁も土間も天井もすべて土に包まれたギャラリーには、平日でも避暑がわりに人々がお越しになります。
涼しさと快適さがヘラの走りを滑らかにするのか、細部にまで神経が行き届いて今回も“達人”な仕上がりでした^^
吸水性抜群の瓦坐・・・夏場の大活躍が楽しみですね~♪
オリジナルオーダーでは千葉のヘアサロン様から・・・こちらも細部に神が宿る仕上がり!!
ほんの直径10cmの小さな世界に、もっと小さな手仕事の技が活きています。
サロンのウェイティングルームでのティータイムが、極上の時間になりそうです^^
午後から灼熱の実測へ・・・(+o+)
中二階造りに本葺き瓦仕様、棟の端々すべてに鳥が休んでる姿をモチーフにした鳥伏間(とりふすま)瓦でにぎわう屋根・・・まさしく淡路島の家です。
施主さん曰く・・・「やっぱり本葺きでお願いしますm(__)m」
繰り返しますが、やはりまさしく淡路島の家!!
それにしても、日本の夏は暑過ぎる!!
昔とぜんぜん違って、もはや危険と感じるほど!
680年前に書かれた吉田兼好 徒然草の一節に、家づくりにおける普遍の哲学が示されています。
「日本の家のつくりやうは、夏をむねとすべし。」
屋根材別 単純断熱性能比較試験データでも一目瞭然・・・新建材はある意味危険ですよ(+o+)
建物と暮らしと環境に負担をかけず、風景とも調和し、連なることで景観的秩序を生み、故郷への誇りが芽生え、折り重なる屋並みのもとにある人々の繋がりまで取り戻す・・・そんな木と土と紙と石 etc. やさしい素材で包まれ、佇まいに雰囲気があり、されど家族構成やライフスタイルに適い、現代感性に響くようなコンパクトでシンプルなデザインで、これからの理想的“島の家”をモデルハウスとして創ってみたいな~^^
去年に引き続いて、ちょうど一年後にお越しいただきました^^
確か前回は兄妹でドラゴンボールを!!
今回は事前に自作で準備したルフィ&キティ(#^^#)
それにしても、二人とも成長ぶりがはっきりと分かる仕上がり!
んでも、成長の証しはそれだけにとどまらず・・・なんとお兄ちゃんの夢は建築家だそうです!!
「それなら、瓦を使ったスタイリッシュでカッコイイ家をいっぱい建ててな!」って言うと、「OK!分かった~!!」って力強い返事が(T_T)
カラダだけでなくココロまで立派に育ってました!
休日の島時間・・・親子での微笑ましい体験シーンとともに^^